Heart Shaped Silver Pin Cushion Box by William Comyns & Sons Ltd
William Comyns & Sons Ltd 銀製ハート形ピンクッション・ボックス
1897 London England
1897年 ロンドン イギリス
刻印:純度950、1897年、ロンドンを表す英国印、W.C(工房印)
長さ:10.5cm 高さ:6.5cm 銀 絹
花と戯れるケルビムの透かし細工の銀装飾と摩耗したヴェルヴェットの素地の朽ちた質感が絶妙に調和したハート形ピンクッション。手芸用の小道具やジュエリーを収納するボックス内側は紫色のサテンが張られている。手芸用の針だけでなくスティックピンを飾ったり、ミニチュアドールのプレゼーションボックスにも向く。
*画像のスティックピンは付属しません
Cold Painted Bronze Parrot Pin Cushion
コールド・エナメルブロンズ インコ ピンクッション
Modern Germany?
近年 ドイツ?
刻印:B(Bergmannの刻印) 2837 GESCHUTZT
高さ:9.5cm
ヴィエナブロンズを代表するアーティストBergmannの原型を使用し近年製作されたインコのピンクッション。色鮮やかなエナメルとパチネ(古色仕上げ)のバランスの良いブロンズ作品である。嘴の先端にエナメルの剥げがある。
Cinema Ledru-Rollin Promotional Pin Disc
レドリュ=ロランシネマ宣伝用ピンディスク
Early 20thC France
20世紀初頭 フランス
直径:4.9cm(ピン含まず)
パリのレドリュ=ロランシネマ映画館の宣伝用ピンディスク。円形のべっ甲風樹脂フレーム側面にピンを刺すタンバリンのようなデザイン、ミッドナイトブルーにホワイトのカリグラフィーのリトグラフが星夜のイメージで洒落ている。裏面は鏡。リュミエール兄弟が1895年にパリのグラン・カフェにおいて映画を史上初めて公開上映してから間もない時代のピンディスクは、映画館が大人のための娯楽場であったことを物語る。
Handbag Shape Pin Disc
Strawberry Emery with Silver Top
ハンドバッグ型ピンディスク/銀装飾付き苺のエメリー
Late 19thC France /c1900 U.S.A?
(バッグ)19世紀後期 フランス
サインなし 5.5 x 4.0cm 革 絹 ガラス 金属
(苺)1900年頃 アメリカ合衆国?
刻印:STERLING 長さ:4.2cm(カン含まず)
プチポワンのパネルをレザーで縁取ったハンドバッグを模したピンディスク。ピンを刺す側面にブルーのシルクヴェルヴェット、バッグ持ち手も同じブルーのコードにガラスビーズをあしらっている。人形用のディスプレイにも相応しい質の高さと大きさである。
エメリーは研磨剤となる金剛砂のことで、針の錆び防止にこれを詰めた針刺しも同様に呼ぶ。砂で重みのある苺は、銀細工のヘタ、極細の絹糸をひとつずつ刺した繊細な苺のつぶつぶ、残存するオリジナルのタッセルが好ましい。
*2点は別売りです
*(バッグ)SOLD*
Maison Eugène Flocon Set of 4 Tortoiseshell Crochet Hooks in Leather Case
Maison Eugène Flocon 革ケース入りべっ甲かぎ針四本一揃い
c1880 Paris France
1880年頃 パリ フランス
刻印なし かぎ針(最大):24.5cm
べっ甲 銀張りされた金属 皮革
アフガン編み(チュニジアン・クロシェ)用に特別長く作られたべっ甲製のかぎ針4本セット。直径の異なる編み針にそれぞれ巻き付いた蛇の装飾が施されている。革ケースには金の箔押しで、"MAISON EUGÈNE FLOCON PARIS"とともに "TUNIS, ALGER, ORAN"と表記され、フランス植民地帝国の都市チュニス、アルジェ、オランに支店があったことを窺わせる。一点のみ蛇の尾に僅かなダメージあり。
過去の作品

Charles X Glass /Cardboad Sewing Basket
シャルル10世ガラス/紙製手芸バスケット

c1825 France
1825年頃 フランス
長さ:15.5cm ガラス 金属 紙 布
ガラスと紙でできた儚いボックスの流行は復古王政期の極めて短い間で、2世紀を経て良い状態で残存するものは少ない。円型や本型の小粒菓子用のものと比べ遥かに珍しいパニエ型のボックスは手芸用、道具ではなく材料(刺繍や縫い糸、リボン、ボタン等)を入れたと考えられる。二枚蓋の銅版画は線ではなく点で彫る点刻彫版(スティップル・エングレーヴィング)で森を案内するクピドを柔らかに描いている。嵌めたガラスの一枚にダメージあり。内側はピンクで、絵の縁取りとボックス側面やハンドルはシルバーエンボスのドレスデンペーパーで装飾し、中央に花柄のヴェルヴェットピンクッションが付いている。底面は金属の四つ足が付いている。実用より布花やドールを入れディスプレイを楽しみたい。
*SOLD*

Brass BILLIKEN Tape Measure
真鍮ビリケン テープメジャー(巻き尺)
c1910 Germany
1910年頃 ドイツ
刻印:U.S.P. Oct.6.08 D.R.G.M.
高さ:6.0cm
児童絵本が普及した19世紀後期以降、キューピーやミッキーマウスなど人気のキャラクターが生み出され関連商品が量産された。現代において漫画やアニメのキャラクターグッズを収集することは一般的な趣味である。アメリカの女性彫刻家によって作られた幸運の神様ビリケンは、お守りとして世界的に愛され、多くの商品が作られて日本でも親しまれている。
ビリケンのテープメジャーは、1908年10月8日アメリカで特許が取得されたデザインを、ドイツで実用新案を取得し製造したことを示す刻印入りである。椅子の背からセンチ単位100cmのテープリボンが出る仕様である。テープが切れずに残存し、巻き上げ機能も良好な状態。
*SOLD*


Schuco Penguin Hussif (Sewing Kit)
シュコー社ペンギン ソーイング・キット
c1930 Germany
1930年頃 ドイツ
刻印:PATD MAY18,1926 U.S.A. NOV.27,1928
ENGL.PATENT 285727 -SCHUCO-
BREVETÉ FRANCE S.G.D.G.
D.R. PATENTE MADE IN GERMANY 高さ:8.6cm
英語のHousewife(主婦)を意味する中世英語"Hussif"は、兵士も所持したボタン付けや繕いのための裁縫道具入れを指す。フェルトとヴェルヴェット製ペンギンのコンパクトに入った縫い針と糸、安全ピン2本という最小限の修繕キットは、ゼンマイ仕掛けのぬいぐるみやブリキ人形、自動車模型で名を馳せるドイツの玩具製造会社シュコー(Schuco)によるものである。
ミニチュアサイズのぬいぐるみを得意とするシュコーが1920年代後半に発売した、化粧道具と掛け合わせた動物シリーズは大変ユニークで蒐集家が多い。この作品もそのひとつで市場に出回る事の少ない珍しいアイテムである。シュコーの真骨頂と言えるキュートな表現が魅力である。ハンドバッグに入れ携帯できるよう化粧直し用の鏡も付く。
*SOLD*

Porcelain Cat Head Tape Measure
磁器製猫の頭テープメジャー(巻き尺)
c1920 Germany
1920年頃 ドイツ
窯印なし 高さ:4.7cm 磁器 合金 木綿
猫の頭上にある黒く着色された金属製の虫(蜘蛛?)を引っぱると、センチ単位100cmのテープリボンが出る仕様である。磁器の製造を得意としたドイツにおけるユーモア溢れるノベルティ作品(目新しく珍しいの意)である。ハンドペイントされた猫の顔と横倒しの両耳が、頭上の異物を警戒する猫の様子をリアルに表現している。虫の脚に欠損あり。
*SOLD*

Metal Rabbit Tape Measure
金属製ウサギテープメジャー(巻き尺)
c1900 Probably Austria
1900年頃 おそらくオーストリア
刻印なし 体長:6.0cm(尻尾含まず)
金色合金 ガラス 木綿
茶色く着色した金属製ウサギのメジャー。目には藍色のガラスビーズが嵌められている。腹部からセンチ単位100cmのテープリボンが出て尻尾で巻き上げる仕様である。野ウサギの毛並みが細かく表現され、ヴィエナブロンズなど金属製の動物作品を得意としたオーストリアで製作されたものと思われる。
*SOLD*

Silver Chick Pin Cushion by Henry Matthews
Henry Matthews 銀製ひよこ型ピンクッション
1913 Birmingham England
1913年 バーミンガム イギリス
刻印:純度950、1913年、バーミンガムを表す英国印、H M(工房印)
高さ:5.0cm 銀 ガーネット 絹
英国銀製のひよこ型ピンクッションは、ヴィクトリア時代から現代までノベルティ(目新しく珍しいの意)作品として数多く製作され、蒐集家に親しまれてきた。当時のシルクヴェルヴェットのクッションが残る、目にガーネットを嵌めた銀製のひよこは、ヴィクトリアン様式の銀作品で定評のあるHenry Matthews工房による。ころりとした形状が可愛らしいひよこは、若干サイズが大きめで、手芸用のピンだけでなくスティックピンを刺して飾っても楽しい。
*SOLD*

Square Pin Disc Applied with Carved Tusk Terrier Head
テリアの頭の彫刻つき獣牙正方形ピンディスク
c1880 Probably England
1880年頃 おそらくイギリス
サインなし 3.7 x 3.7cm 獣牙 絹
角丸正方形の牙板2枚で薄いピンクッションを挟んだピンディスクである。おもて面に当時、狐狩りに重宝されたテリアの頭とそれを取り巻く乗馬鞭の彫刻がつけられている。鞭の握り部分も犬の頭の意匠となっており、愛犬家の女性向けであったと思われる。ピンを刺す部分は紫色のシルクヴェルヴェットで当時のピンが残っている。牙の感触が手に心地よく、四角いマカロンのような見た目も愛らしい作品である。
*SOLD*

Tusk Stick Out Tongue Face Tape Measure
獣牙舌だし男テープメジャー(巻き尺)
Late 19thC France
19世紀後期 フランス
サインなし 獣牙 ガラス 木綿 真鍮
縦:4.7cm 横:4.4cm(ハンドル含まず) 高さ:3.8cm
この作品はパチネされた獣牙製、舌を引くとセンチ単位100cmの赤いテープリボンが出て、側面の真鍮製のハンドルでリボンを巻き上げる仕様となる。安価なセルロイド製の型ものが台頭してきた時期の、牙彫による大変ユニークな意匠の珍しいテープメジャーである。舌を思わせる赤いテープが切れずに残存し、巻き上げ機能も良好な状態であるのは大変貴重である。
*SOLD*