Books〜古書図録05
Francis Carco "La Bohème et Mon Cœur" Illustrated by Edmond Heuzé
F. カルコ『ボヘミアン生活と我が心』Edmond Heuzéによる挿画本
1958 Les Médecins Bibliophiles Paris France No.8*/170
1958年 Le Médecins Bibliophiles パリ フランス
限定170部のうち No.8* リトグラフ 使用紙 : Grand Vélin du Rives
29.0 x 23.5 x 5.2cm 141p ハードカバー 函(三方背) フランス語
ニューカレドニア生まれのフランシス・カルコ(1886-1958)は、1910年からパリで放蕩生活を始め、下町の人々との交流から生まれる心情から言葉を紡ぎ出し、詩集『ボヘミアン生活と我が心』を1912年発表する。
フランス人画家Edmond Heuzé(1883-1967)のモノクローム・リトグラフの挿画は、哀愁漂う下町の踊り子や道化師、花を飾った質素なテーブルやアパルトマンの小窓を愛情を込めて叙情的に描いている。長きに渡り病床にあったカルコが最晩年にこの美しい挿画本を発表できたことは、彼の魂を救済すべく画家や出版社が力を尽くした結果であったに違いない。非常に良好な状態。